良い香りは心を落ち着かせリラックス効果があります。
香りは様々な経路から体内に取り込まれますが、皮膚や毛穴から取り込まれ、皮下組織や毛細血管という細い血管へ吸収されると考えられています。そして香りの成分は身体の様々な部位において効力を発揮することが最近の研究でわかりつつありますが、今回は皮膚への効果について述べたいと思います。
香りの成分の中には皮膚の弾力性を低下させる酵素の阻害作用を持つものもあり、これが体内に取り込まれることで皮膚の弾力性が保たれます。皮膚のアンチエイジング効果が期待できるのです。特に人類が最初に使用した植物の一つであるジュニパーや、グレープフルーツの香りの成分はその酵素阻害作用が強いことが知られています。ジュニパーはお酒のジンの香りづけに用いられるヒノキ科の植物です。
香り成分は他にも脳へのアンチエイジング作用もあり、今後更なる研究が期待されます。
私は毎朝コーヒーを飲みますが、コーヒーの香りはアルファー波を出しリラックス効果があるようです。
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