医学史コラム– category –
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解体新書の翻訳における杉田玄白と前野良沢のスタンスの違い<YouTube動画>
https://youtu.be/e1kbL8kNMJI 5色の糸が入り乱れているのは、みな美しいものであるが、わたしはそのなかの赤とか黄とか、一色に決めて、あとの色はみな切りすてる気持ちで思いたったのである。講談社学術文庫 杉田玄白著、片桐一男訳「蘭学事始」 これ... -
日本を高く評価したドイツ人医師エンゲルト・ケンペルと、時の将軍徳川綱吉との出会い
ドイツ人医師のエンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kämpfer 1651年 - 1716年)は「出島の三学者」の1人で、カール・ツンベルクとフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトに並びます。この3人の中でケンペルが一番早くに日本に来ました。 ケンペルは16... -
解体新書の翻訳における杉田玄白と前野良沢のスタンスの違い
5色の糸が入り乱れているのは、みな美しいものであるが、わたしはそのなかの赤とか黄とか、一色に決めて、あとの色はみな切りすてる気持ちで思いたったのである。講談社学術文庫 杉田玄白著、片桐一男訳「蘭学事始」 これは杉田玄白が晩年になりターヘル... -
骨折した時に用いるギプスを初めて考案した人物
骨折を受傷した際に使用するギプス包帯(通称ギプス gips:オランダ語で石膏の意)。骨折されたことがある方は巻かれた経験があるかもしれません。 骨折部を固定する概念は紀元前1700年代のメソポタミア文明まで遡りますが、石膏を混ぜて固める現在につなが...
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